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2004年10月27日

数学はイメージ力でできる。

ふと、Webサーフィンしてると(私にしてはめずらしい)加藤さんの*-Digital日記-*で「イメージ力で数学はできない(10/26)」という日記が目に入った。
http://ebony.parfait.ne.jp/cgi_bin/D_Miyavi/sf3_diary/200410.html
確かにイメージに置き換える事が不可能な程に複雑なものを扱うのに数学は役に立ちますが、「その定理って何?」とか「その公式はなんで出てきたの?」とか質問しちゃダメじゃないです。全ての公式・定理には、理由があり、その説を説明するのに証明というのが数学にはあります。なぜそうなるのか?どうしてこうなるのか?というのは、実は数学では、一番基本的なものだと思います。定理や公式がむずかしくなればなるほど、数学的帰納法と言う証明方法や演繹法と言った証明方法を使ったりします。数学的帰納法は、どちらかと言うと、その定理・公式が正しいと仮定して逆説的に証明するので、加藤さんが言うように、ある意味、なぜ?と言う答えにならないように思われがちですが、数学的には簡単に証明できます。それに対して演繹法は、条件を次々に求めて、最終的に定理・公式を求めると言う方法なので、すごくめんどくさいです。ただし、こうなって、こうして、こうなるから、こうだ!と言うように順番に定理・公式が求まるので、長く複雑化しますが、過程は分かりやすいと思います。
 さて、「数学はイメージ力でできる」と書きましたが、数学ってのは、途中で計算間違えるととんでもない方向へ行ってしまったりします。もちろん今はコンピュータという優れた計算機がありますので、間違える事はありませんが、大学の数学の試験では、手で計算しないといけません(T▽T)(高校でも同じですね。。)私は数学の計算は苦手でしたが、試験の点数は結構高かったです(w 一連の計算・証明を視覚的にとらえる事によって、途中の計算を間違えようが、無理やりその流れを変えずに答えを導く。。。。(導くというより、導かれている流れを視覚的にとらえていただけですが、、)先程も言ったように計算を間違えるととんでも無い方向へ行ってしまって問題を解く事が終わらない訳ですので、逆に流れのイメージを持つ事によって、全体のデザイン(過程)を作っちゃうのです。数学の試験と言うのは計算力では無く、最初の定義から過程・矛盾が無いかどうかの確認・最後の締め!というように起承転結のイメージが重要なのです!(計算間違えてても得点くれるんです!(爆)マジです。)
 ところで、音楽も数学だという方が居ます。私もそう思いますが、それ以上に全体のイメージが重要だとおもいます。イントロ→メロ1→サビ→エンディングと言ったように、イメージを持つ事も必要だし、それをひとまとめにして、1番→2番→展開→大サビ みたいな全体的なイメージも重要だと思います。さらに、曲調のイメージってのもあり、、、、あ、そうか!音楽やってる人はイメージ的な感性の固まりなんだ!だから、数学的な話になると、ムムムってなっちゃうのんだな。
と勝手にまとめてみたりしましたが、最後に数学はグラフにできます。音も時間軸に対して音量という尺度のグラフにできますね。まあ、波の固まりですから、すべては正弦波の集まりです!!(爆)いやまじです。波形を周波数帯で分離してください。そうなるはずです。それを図に書けばわかりやすいんですが、、そう!イメージで表現できます!リバーブだってコンプだって、エフェクト系も全部イメージで表現できます!分かりにくい時は周波数帯で分離!
 私はPA屋もやってますが、いつもイメージで音を捉えます。耳が良くないですからね(w

投稿者 yamata : 2004年10月27日 00:19

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